TOKYO1351とは

TOKYO1351とは?

―死刑制度。
殆どの人が関係がないと思っている「塀の向こう側」の
話。
「賛成」「反対」以上は考えない話。

でも、死刑制度についてじっくり考えていくと、それを取り巻く行政・司法・立法・マスコミ・世論…様々な社会問題が見えてくる。
そして、「死」についてひいては「生」についてどのように考えているのか?
自分自身が見えてくる。

TOKYO1351ではイベントやネットの番組を通して、
それぞれが自分の感覚と思いで、死刑と自分と社会をオープンに議論し、考えていく場を提供していきます。

「TOKYO1351」名前とロゴ

名前は、東京拘置所の所在地「東京都葛飾区小菅一丁目35番1号」からヒントを得て。ロゴは、特徴的な建物を正面から見た形(写真)をモチーフに。

TOKYO1351ロゴ
東京拘置所

あまり知られていないが、死刑囚たちは全国7カ所の拘置所で
刑務作業を課せられることもなく、独房で数年から数十年「その時が来るのを」ただ待ちながら過ごす。
一目瞭然に監視ができるようデザインされたこの建物が、彼らの生活の場であり、命を終える場となる。

この建物のどこに刑場があるかは秘密で、拘置所は外部に対して固く閉ざされた場所である。まるで、日本の死刑制度の有り様そのものだ。

隠されているから、知らない、考えない、わからない。

刑場はこの中のどこにあるのだろう?
死刑制度は、社会の中の、わたしの中の、どこらへんにあるのだろう。